
登別温泉に行ってきました!
事の発端は、母のマイル期限です。
消化するためにどっか行きたいナーということで、ヒマなワタシに白羽の矢が立ちました。
とはいえ、若い頃&リタイア後遊び歩いている母と、常に遊び歩いている娘が、ともに行ったこともなくかつ行きたいところを探すのは難儀でした。
「おかーさん、ここに行きたいのよねー」「あ、ワタシもう行った」
「九州行きたいなー」「おかーさん、こないだ湯布院行ったばっかり」
日本地図を見ながら検討しているうちに飛行機とは無縁の地名が出てきたりして、本末転倒な協議になってしまいました。
で、結局登別。
ワタシとしては沖縄に行ってバカンスなんてものをやりたかったのですが、梅雨どきなので母に強硬に却下されました。
あとは2人の嗜好の共通点といえば温泉と旨いモノ。となると北海道です。千歳から交通の便がよく、湯の評判も良いですし、それで登別温泉にしたのでした。母は3回目らしいのですが「すっごくよかったからまた行きたいのー♪」と言っておりましたし、ワタシは初めてですので異存はありません。それでようやく決まったのでした。
源泉が川の水に流れ込んで、川全体が温泉になっています。なんて贅沢なんだ。
というわけで、こんなこともできちゃうのです。

なんと天然の足湯〜〜。
あ、脚をがばちょと開いていて実に女子らしくない格好をしてますが、温泉に温められた石や砂が場所によっては熱くて、こんな姿勢になってしまっているのですよ。
程良い温度の砂と川の流れを見つけたら、いつまでもそこに座ってぼけーっとしていられます。
周りは緑。気候は風が冷たいほど。
連日30℃の名古屋からの、実に贅沢な避暑でございます。
さて、登別温泉は硫黄泉。あの独特の匂い、風呂どころか川からも立ち込めています。その効能はといえば。
温まります!!
冷え症の母が風呂に入っても脚が赤くなり、「おかーさん、こんなの初めて!!」とゆって感激しておりました。
ワタシはといえば自宅の風呂でも脚が赤くなるタイプです。露天風呂でしばらく半身浴なんぞをしていたら、上半身は白・下半身は赤という、どこの星の生物なのかわからない状態になってしまいました。
さすがのワタシもここまで色が変わるのは初めてです。冬ならさぞや幸せに違いありません。いやいや、最高気温13℃という名古屋人にとっては少々寒い気温でも充分幸福感ありです。
そしてほかの効能は。
湿疹が出ます!!
……ホントにとほほなんですが。
今回、源泉かけ流しの宿にこだわったんです。夜中の清掃以外は24時間風呂に入れる。たっぷりの効能をいつでも満喫できるなんて、嬉しいじゃございませんか。
ところが、源泉かけ流しの弊害というか、源泉の様子にすっごく左右されてしまうらしいです。湯温とか湯の花の量とかが。
到着した日、湯の花が大量に出ていたらしく、夕方まで清掃のため風呂に入れないという事態になっておりました。
どれどれどんな具合だねと思って風呂に入ると、だーだーと流れる贅沢な湯の中に泥のようなものが入ってます。身体中が砂まみれになる状態。へー、すげぇなと、そのときは源泉かけ流しに普通に感心しとりました。
翌日、宿泊客は出ていってしまって日帰り入浴客はまだ入らないという時間帯をねらって風呂に行くと、数人のスタッフが清掃してます。
それでも入ってもいいということだったので、ワタシひとりが裸で、あとは広い浴槽に溢れるスタッフ、という妙ちくりんな入浴になりました(母は疲れるからとゆって部屋で寝てました)。タイルをがしがし洗っているところを見ると、泥のような湯の花をせっせと流しているようです。
脱衣所で浴衣を脱いでると、フランクなおばちゃんスタッフに
「昨日はすごかったでしょー」
と言われました。
なんでも、昨夜の湯の花はかなり盛大だったようで。ワタシはそれを聞いて、ふーん、ラッキー、くらいに思ってました。
「源泉の状態によって毎日違うんだよねー。熱すぎるときもあるし。人によっては湿疹が出たりするし、喘息の人はダメだしねー」
とのこと。
入れないほどの熱さでもなかったので、こりゃまたラッキー、とワタシは思ってました。
その後おばちゃんの身の上話やおばちゃんの娘の話などを聞かされてから(裸のまま……)、山を眺めながらの露天風呂に浸かってました。
うーん、こんな贅沢な湯をひとり占めなんて極楽じゃい、という感じです。
しかし、よく見ると、脚や腕の毛穴が赤い。脱毛後の保湿をちゃんとしていたつもりですが、手入れが甘かったのかな? ワタシも歳だなーハハハと思ってました。
が、その後エステのおねーさんに「背中、汗疹みたいになってますよ?」と言われ……。
気温13℃で汗疹になるはずがありません。
嫌な予感がして全身チェックすると、デコルテや腰、あらゆるところに湿疹が!!!!!!
きゃー、おばちゃんが言っていたのはコレだったのねー!!!!!!
赤くぷつぷつとなっているだけで痛くも痒くもありません。が、腹と掌、それに足と顔以外は隈なくぷつぷつに……。愉快ではありません。
なので、せっかく連泊で温泉地に行ったというのに2日目の後半からは風呂になんぞ入れませんでした。とほほ……。
帰ってからネットで見てみたら、硫黄泉は肌の弱い人には向かないみたいですね。
顔以外は頑丈な皮膚を自認しとりましたが、たまたま源泉かけ流しの宿を選んでしまって、たまたま湯の花が大量で、たまたまワタシも今は薬漬けの状態で、しかも長風呂の習慣があるという、諸事情の重なりによってこんなハメになったようです。
それにしてもおばちゃんの世間話にも付き合ってみるものですねぇ。
聞いていなければ原因がわからず「何に中ったの!?」とか大騒ぎするところでした。おばちゃん情報のおかげで「……これか。まさか自分がなるとは……」程度で済みましたが。
しかし、2日経ちましたが、まだ滑らか肌には戻ってません。
せっかく温泉に行ったのに、かえって肌をぶつぶつにして帰ってくるとは……。何をしてるんだか……。
まぁ、これで硫黄泉には行けないという学習ができたのは貴重な体験でした。夏に家族で草津に行こうという話をしていましたが、ワタシだけは温泉に入れなさそうな雰囲気です。やれやれ。
皆さんも源泉かけ流しには注意してください。
なお、登別温泉、周囲には何もないです。ええ、びっくりするほどに。
ゴルフをやる方とかはいいかもしれませんが、あとは散歩をするかクマ牧場に行くくらいか……。
そのためか、宿はどこもお値打ちでサービスが良いです。ゆっくり湯治だけに行く、という贅沢をしに行くのはいいかもしれません。
ワタシは多分二度と行かないと思いますが……。
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日本を満喫
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